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小児感音難聴、10年間の診断の変遷 米

2021年1月22日  専門誌ピックアップ

米国で2008-18年に医療機関を受診した感音難聴小児患者5万3711例(平均年齢7.3歳、44.2%が女児)を対象に、検査(心電図、CT検査、遺伝子検査など)および治療(言語聴覚療法、補聴器、人工内耳手術)の関連因子を横断研究で検討した。 その結果、一般耳鼻咽喉科を受診した患児の割合は60.0%、小児耳鼻咽喉科では14.10%だった。検査実施率は27.3%、治療実施率は25.1%だった。遺伝子検査実施率は経時的に増加していたが(1年のオッズ比1.22、95%CI 1.20-1.24)、CT実施率は低下していた(同0.93、0.92-0.94)。共変量で調整した解析で、小児耳鼻咽喉科医および遺伝専門医を受診した患児で検査および治療実施のオッズが最も高かった。ほとんどの検査および治療実施率に人種・民族的および経済的な格差が見られた。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿...