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未熟児網膜症、抗VGEF薬 vs. レーザー療法

2021年1月23日  Ophthalmology

1型未熟児網膜症(ROP)の乳児640例1167眼を対象に、抗血管内皮増殖因子(VEGF)硝子体内投与とレーザー療法の短期網膜剥離発生率を後ろ向きG-ROP-1試験および前向きG-ROP-2試験の二次解析で比較。164眼が抗VEGF療法を受け、1003眼がレーザー療法を受けていた。 その結果、妊娠週数(PMA)36週0-7日より前に治療を受けた458眼の初回治療後8週間以内の網膜剥離(ROPステージ4A、4Bまたは5)発生率は、レーザー群7.9%(368眼中29眼)、抗VEGF群0%(90眼中0眼)だったが(P<0.001)、PMA36週0-7日以降に治療を受けた709眼では3.1%(635眼中20眼)、1.4%(74眼中1眼)で短期網膜剥離リスクに差は見られなかった(P=0.27)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント...