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ADHD親子間再発リスク、父親より母親からの方が高い

2021年1月26日  専門誌ピックアップ

ノルウェーで1967-2011年に出生した248万6088人とその両親を2015年まで追跡し、親から子への注意欠陥多動性障害(ADHD)の親子間再発リスクの性差を検討した。 その結果、子のADHDの絶対有病率は親がADHD群で非常に高く、特に両親がADHDの男性の方が女性よりも高かった(41.5% vs. 25.1%)。子のADHD絶対有病率は親が双極性障害(BD)群、統合失調症スペクトラム障害(SCZ)群、大うつ病(MDD)群に比べADHD群ではるかに高かった。親子間再発リスクは母親がADHD群で父親がADHD群に比べ高く、相対リスクは母親がADHD群8.4(95%CI 8.2-8.6)、親がADHD群6.2(同6.0-6.4)、有病率の差は21.1%、14.8%だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら...