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未産婦の分娩誘発、帝王切開の予測因子を特定

2021年1月27日  American Journal of Obstetrics and Gynecology

単胎妊娠満期の未産婦382例を登録した前向き観察コホート研究で、分娩誘発後の経過不良による帝王切開予測モデルの開発および検証の実現可能性を評価。344例(開発群243例、交差検証群101例)を最終解析の対象とし、潜在的予測因子の選択とモデルの適合に、単変量解析と多変量解析を使用した。 その結果、帝王切開の独立予測変数として、母体年齢(オッズ比1.12、P=0.003)、子宮頸管長(同1.08、P=0.04)、安静時angle of progression(恥骨下端から児頭の先端に引いた接線と恥骨長軸との角度、同0.9、P=0.001)、後頭後位(同5.7、P=0.006)が特定された。帝王切開予測モデルの曲線下面積は開発モデル0.7969、検証モデル0.88だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...