転移性前立腺がん、エンザルタミド+ADTは内臓転移例には効きにくい
転移性ホルモン感受性前立腺がん(mHSPC)患者を対象にエンザルタミド+アンドロゲン除去療法(ADT)を検討したARCHES試験の事後分析で、転移のパターンがエンザルタミド+ADTの有効性に及ぼす影響を検討。主要評価項目は、無増悪生存期間とした。 その結果、試験登録時に転移があった患者(1146例)の転移箇所の内訳は、骨転移513例、骨+リンパ節転移351例、リンパ節転移154例、内臓±骨またはリンパ節転移128例だった。プラセボ+ADTに比べると、エンザルタミド+ADTで骨転移の患者(ハザード比0.33)および骨+リンパ節転移の患者(ハザード比0.31)の増悪リスクが低下した。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...
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