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眼内黒色腫の1次治療にニボルマブ+イピリムマブが有望

2021年1月28日  Journal of Clinical Oncology

全身治療歴のない転移性眼内(ブドウ膜)悪性黒色腫患者52例を対象に、1次治療に用いるニボルマブ(Nivo)とイピリムマブ(Ipi)併用療法の有効性を単群第II相試験で検討(GEM-1402試験)。導入療法としてニボルマブ(1mg/kgを3週に1回)+イピリムマブ(3mg/kgを3週に1回)を4サイクル投与後に、ニボルマブ(3mg/kgを2週に1回)を病勢進行、毒性、脱落のいずれかに至るまで投与した。 その結果、固形がんの効果判定規準(RECIST)第1.1版の評価で「安定」となった被験者が最も多かった(51.9%)。主要評価項目の12カ月全生存率は51.9%だった。全生存期間中央値は12.7カ月、無増悪生存期間中央値は3.0カ月だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...