重症COVID-19の死亡率は経時的に低下

米ペンシルバニア大学系列病院5施設で、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）のためICU入室した成人患者468例を対象に、重症COVID-19の疫学を後ろ向きコホート研究で検討した。 その結果、319例（68.2％）に人工呼吸器を使用し、121例（25.9％）に血管収縮薬を投与した。主要評価項目に規定した28日全死因院内死亡率は29.9％で、ICU入室日数中央値は8日、入院日数中央値は13日、理由を問わない30日再入院率（非ホスピス生存者）は10.8％だった。死亡率は、前半15日間の43.5％から後半15日間には19.2％に低下したが、患者重症度やその他の因子には変化はなかった。 この記事への読者の皆様（医師）からのコメントを募集しています。（こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。） 記事へのコメント投稿はこちら ...