10代での電子たばこ経験で成人期の毎日喫煙リスクが3倍に

たばこ製品使用と健康に関する米国の縦断的調査研究（US Population Assessment of Tobacco and Health Study）第1期調査の12-24歳の参加者を対象に、紙巻きたばこ毎日喫煙者の予測因子を特定。たばこ製品12種類について、4年後の第4期までの使用経験、初回使用年齢、毎日の使用を調査した。 その結果、たばこ製品1種類の喫煙経験者に比べると、たばこ製品5種類以上の喫煙経験者で、紙巻きたばこの毎日喫煙者となるリスクが15％ポイント高かった（調整リスク差15％、95％CI 12％-18％）。特に電子たばこの使用は、使用経験なしに比べて、後に紙巻きたばこの毎日喫煙者となるリスクが3倍高かった（3％ vs. 10％、調整リスク差7％、95％CI 6-9％）。初回たばこ喫煙年齢が18歳以降だと、紙巻きたばこの毎日喫煙者となるリスクが6％ポイント低かった（調整リスク差－6％、95％CI －8％-－4％）。 この記事への読者の皆様（医師）からのコメントを募集しています。（こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors ...