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腹壁修復のメッシュ使用関連論文、8割以上でCOI開示が不正確

2021年2月5日  Annals of Surgery

2014-8年に一般外科または形成外科手術の査読付き学術雑誌12誌に受理された腹壁ヘルニア修復術と腹壁修復でのメッシュ使用に関する論文126報(著者553人)を対象に、利益相反(COI)の報告精度を検討。論文は1人以上の米国人著者を含むものとした。メッシュの大手メーカー8社のいずれかから資金を受け、受け取り総額が100米ドル超の場合、研究および著者にCOIがあると考えた。 資金提供を受けていたがCOIの開示が不正確だった著者を1人以上含む論文が102報(81.0%)確認された。248人(44.8%)はCOIを正確に開示していなかった。多変量解析で、資金提供非公表のリスクが最も高いのは最終著者で(オッズ比3.59、95%CI 2.02-6.20)、共著者は筆頭著者より有意にリスクが高かった(同1.64、1.04-2.56)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォーム...