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初発翼状片の3通りの移植術、いずれも安全で有効

2021年2月6日  専門誌ピックアップ

初発翼状片患者85例を対象に、3通りの移植戦略[遊離結膜弁移植(CAG)、羊膜移植(AMT)、改良型CAG(mCAG)+AMT]の有効性および安全性を前向き無作為化比較試験で比較。AMTおよびmCAG+AMTでは術後のインターフェロンα-2b(IFN α-2b)点眼を併用し、追跡期間は12カ月だった。 その結果、合併症やグレード4の再発は見られず、再発グレード、角膜上皮の状態、視力変化に有意な群間差はなかった。mCAG+AMTに比べると、CAG(β=-0.62、P=0.001)およびAMT(β=-2.02、P<0.001)は術後症状スコアに負の影響、AMTに比べると、CAGは術後症状スコアに正の影響(B=1.28、P<0.001)があることが明らかになった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...