透析患者のCOVID-19死亡率25％　米

米国の中規模透析クリニックで2020年2月から6月までに治療を受けた維持透析患者7948例を対象に、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）罹患の危険因子および転帰を後ろ向きコホート研究で検討。対象患者のうち438例（5.5％）がCOVID-19に罹患した。 ロジステック回帰解析の結果、男性、黒人、（在宅透析と比較した）施設透析、都市部のクリニックでの治療患者、（高齢者施設など）集団居住環境下、併存疾患数高値がCOVID-19罹患と関連していた。集団居住環境下にある患者ではCOVID-19のオッズが17倍高かった（オッズ比17.10、95％CI 13.51-21.54）。COVID-19罹患例の死亡率は24.9％で、高齢、心疾患、フレイルのマーカーに死亡との関連が認められた。 この記事への読者の皆様（医師）からのコメントを募集しています。（こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。） 記事へのコメント投稿は...