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早期子宮頸がん、逐次化学放射線療法でDFS改善

2021年2月9日  JAMA Oncology

根治的子宮摘出術を受けたFIGOステージIB-IIAの早期子宮頸がん患者1048例(年齢中央値48歳)を対象に、術後補助療法に用いる逐次化学放射線療法(SCRT)、同時化学放射線療法(CCRT)および放射線療法(RT)単独の効果を無作為化第III相臨床試験で検討した(STARS試験)。 intention-to-treat解析の結果、3年無病生存率(DFS)はSCRT群90.0%、CCRT群85.0%、RT単独群82.0%となり、CCRT(ハザード比0.65、95%CI 0.44-0.96)およびRT単独(同0.52、0.35-0.76)に比べると、SCRTのDFSが高かった。リンパ節転移の有無で調整したがん死亡リスクは、SCRT群の方がRT単独群より低かった(同0.52、0.35-0.95)。CCRT群とRT群のDFSおよびがん死亡リスクに差は見られなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用される...