ダイエット開始時の腸内細菌叢が減量を予測

被験者83例を対象に6カ月間の減量プログラム（食事指導＋1日のカロリー摂取量の自己管理とデータ報告）を実施。食事、運動、体重、糞便細菌叢データの縦断的に収集し、個人のSNP遺伝子型データと統合して減量の決定因子を明らかにした。 その結果、減量プログラム開始前に個人の減量の軌跡を予測する因子に、プログラム開始時の腸内細菌叢が他より優れていることが明らかになった。減量中に、減量とある特定菌種の存在量の変化の程度に関連が認められた。プログラム開始時にBlautia wexleraeおよびBacteroides doreiが豊富に存在していることが、減量の最も強力な予測因子だった。 この記事への読者の皆様（医師）からのコメントを募集しています。（こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。） 記事へのコメント投稿はこちら ...