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脳性麻痺の関連遺伝子変異を同定

2021年2月12日  Journal of the American Medical Association

脳性麻痺患者を対象に、エクソームシーケンス解析の分子診断収率(病原性変異体および病原性の可能性が高い変異体を有する割合)を検討する後ろ向きコホート研究を実施。2012-18年のデータを用いた臨床検査紹介コホート(主に小児患者)と2007-17年のデータを用いた医療保険コホート(主に成人患者)で、エクソームシーケンス解析によりコピー数変異体を検出した。 臨床検査参照コホート1345例は、年齢中央値8.8歳、601例(45%)が女性だった。医療ベースコホート181例は、年齢中央値41.9歳、96例(53%)が女性だった。分子診断収率は、臨床検査参照コホートでは32.7%、医療ベースコホートでは10.5%だった。病原性変異体および病原性の可能性が高い変異体が229の遺伝子(1526例の29.5%)で同定された。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。...