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リファキシミン、TIPS後の肝性脳症予防に有効

2021年2月12日  Annals of Internal Medicine

難治性腹水または静脈瘤再出血予防のために経頸静脈肝内門脈大循環短絡術(TIPS)を施行した肝硬変患者197例を対象に、リファキシミンによるTIPS後の顕性肝性脳症予防効果を多施設共同二重盲検プラセボ対照無作為化試験で検討した。 その結果、TIPS後168日以内で、リファキシミン群(93例)の34%、プラセボ群(93例)の53%が顕性肝性脳症を発症した(オッズ比0.48、95%CI 0.27-0.87)。有害事象発現率および移植未施行の生存率に群間差は認められなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...