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高リスク児のピーナツアレ危険因子に年齢とアトピー性皮膚炎

2021年2月14日  専門誌ピックアップ

中等症ないし重症アトピー性皮膚炎(AD)、ピーナツアレルギー以外の食物アレルギー(FA)があり、ピーナツ摂取歴のない生後4-11カ月の乳児321例(年齢中央値7.2カ月、男児58%、ピーナツアレルギーの家族歴は問わない)のピーナツアレルギーリスクを検討。皮膚プリックテストや食物経口負荷試験などでピーナツアレルギーを診断した。 その結果、ADあり群(195例)の18%、FAあり群(59例)の19%、家族歴あり群(201例)の4%、ADなし+家族歴あり群(115例)の1%がピーナツアレルギーの診断を受けた。ADあり群では、高年齢(1カ月ごとのオッズ比1.3、95%CI 1.04-1.68)、AD重症度評価尺度(SCORAD)スコア高値(スコア5点ごとのオッズ比1.19、1.06-1.34)、黒人(白人に対するオッズ比5.79、1.92-17.4)またはアジア人(同6.98、1.92-25.44)、その他のFAの疑いまたは診断(オッズ比3.98、1.62-9.80)にピーナツアレルギーとの関連が認められた。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿して...