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運動主体の心臓リハビリで脳卒中生存者の心肺持久力が改善

2021年2月15日  専門誌ピックアップ

亜急性期ないし慢性期脳卒中の生存者24例を対象に、運動主体の標準的心臓リハビリテーションプログラム(週3回を12週間)の効果を検討。6カ月間の追跡を完了した18例を分析対象とした。 その結果、心臓リハビリの心肺持久力に対する有意な効果が見られ、追跡6カ月時でも効果が維持されていた。心臓リハビリプログラム参加前に比べ完遂後には6分間歩行テストで平均61.92mの改善が見られ、最大代謝当量は中央値で3.6改善した。機能的筋力を示す5回立ち上がりテストでは中央値で2.85秒の改善が見られた。患者11例を対象とした半構造化面接での定性的評価で、心臓リハビリプログラムによってさらに健康が改善したことが示された。追跡時の運動継続率は83%だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...