ハムストリング修復、関節鏡視下術の術後転帰良好

関節鏡視下修復術を施行した2本以上の腱に関係するハムストリング近位部損傷患者27例を2年以上追跡し、転帰を後ろ向き解析で検討。患者の平均年齢は53歳で、18例（67％）が女性だった。 その結果、団体スポーツに参加していた7例全員が術後に競技に復帰した。合併症として、術後17カ月での外傷性再断裂が1件、術後2カ月での非外傷性再断裂が1件発生し（計2件、発生率7％）、いずれも直視下の再手術を要した。19例（70％）が最終追跡時に疼痛の完全な消失を報告した。23例（85％）がベースラインの活動水準に回復した。筋力および可動域に術前と術後で統計的有意差はなかった（P＞0.05）。 この記事への読者の皆様（医師）からのコメントを募集しています。（こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。） 記事へのコメント投稿はこちら ...