転移性去勢感受性前立腺がん、ADTと併用する最良の全身療法は
転移性去勢感受性前立腺がん(mCSPC)に対する複数の全身療法(酢酸アビラテロン、アパルタミド、ドセタキセル、エンザルタミド、非ステロイド性抗アンドロゲン薬、およびプラセボまたは無治療)の有効性および安全性を無作為化試験7件(被験者計7287例)の系統的レビューおよびネットワークメタ解析で比較した。 その結果、アンドロゲン除去療法(ADT)と併用した場合に総生存率の改善と関連が強い治療は、酢酸アビラテロン(ハザード比0.61、95%確信区間0.54-0.70)、アパルタミド(同0.67、0.51-0.89)、ドセタキセル(同0.79、0.71-0.89)、放射線学的無増悪生存率の改善と関連が強い治療はエンザルタミド(同0.39、0.30-0.50)、アパルタミド(同0.48、0.39-0.60)、酢酸アビラテロン(同0.51、0.45-0.58)、ドセタキセル(同0.67、0.60-0.74)だった。ドセタキセルは重篤な有害事象が著しく増加し(オッズ比23.72、13.37-45.15)、酢酸アビラテロンはわずかに増加した(同1.42、1.10-1.83)。 この記事への読者の皆様(...
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