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精製穀物の摂取量多いと死亡・心血管疾患リスク上昇

2021年2月17日  British Medical Journal

世界21カ国のProspective Urban and Rural Epidemiology(PURE)研究に参加した心血管疾患のない13万7130人を対象に、精製穀物、全粒穀物および白米の摂取量と心血管疾患、総死亡率、血中脂質および血圧との関連を評価した。 その結果、精製穀物の最小摂取分類(1日50g未満)と比較すると、最大摂取分類(1日350g以上または1日約7皿)では、全死亡(ハザード比1.27、95%CI 1.11-1.46、傾向のP=0.004)、主要心血管疾患イベント(同1.33、1.16-1.52、傾向のP<0.001)および両者の複合(同1.28、1.15-1.42、傾向のP<0.001)のリスクが上昇した。精製穀物の摂取量が多いほど、収縮期血圧が高くなることが示された。全粒穀物と白米の摂取による健康転帰に有意な関連性は見られなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものでは...