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高齢入院患者の24%に嚥下障害

2021年2月20日  The Laryngoscope

米国3次医療センター1施設の高齢入院患者655例(平均年齢76.6歳)を対象に、嚥下障害の有病率および栄養失調との共変動などを後ろ向きカルテレビューで検討した。 その結果、有病率は嚥下障害24%、栄養失調43%、嚥下障害+栄養失調13%だった。栄養失調患者の50%が言語療法士(SLP)の診察を受け、全例が嚥下障害を併発していた。382例(58%)は栄養士による診察を受けていたが、SLPの診察は受けていなかった。多重ロジスティック回帰解析で、嚥下障害に、年齢、栄養失調、内科入院と比べた循環器科または神経科への入院、脳卒中既往との正の関連が見られた。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...