1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. TKAの再置換とPJIリスクに35週以内の膝関節鏡手術歴が影響

TKAの再置換とPJIリスクに35週以内の膝関節鏡手術歴が影響

2021年2月20日  The Journal of Bone & Joint Surgery

初回人工膝関節全置換術(TKA)施行前1年以内に膝関節鏡視下手術を施行した患者6105例と膝関節手術歴のないTKA施行患者(対照群)12万4023例を対象に、膝関節鏡視下手術からTKAまでの期間(0-15週、16-35週、36-43週、44-52週の4群に分類)とTKA後の再置換および合併症との関連を検討した。 その結果、対照群に比べて、TKA前15週以内(オッズ比1.79、95%CI 1.43-2.22、P<0.001)または16-35週(同1.20、1.01-1.42、P=0.035)に膝関節鏡視下手術を施行した患者は再置換率が有意に高かった。TKA前35週以内に膝関節鏡視下手術を施行した患者は人工関節周囲感染症(PJI)リスクが有意に高く、TKA前1年以内に膝関節鏡視下手術を施行した全4群の患者は麻酔下徒手整復リスクが高かった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは...