コーヒー摂取量多いと前立腺がんリスク低下か

コーヒー摂取量と前立腺がんリスクの関連を評価した前向きコホート研究16件（対象計108万1586人、前立腺がん症例計5万7732例）で、系統的レビューとメタ解析を実施した。 その結果、コーヒー摂取量が多いと前立腺がんリスクが有意に低かった。コーヒー摂取量が最も少ない群に比べると、摂取量が最も多い群では、統合相対リスクが前立腺がん全体で0.91（95％CI 0.84-0.98、I2＝53.2％）となり、限局性前立腺がんでは0.93（同0.87-0.99）、進行前立腺がんでは0.88（同0.71-1.09）、致命的前立腺がんでは0.84（同0.66-1.08）だった。コーヒー摂取量と前立腺がんリスクの関連には有意な線形傾向が認められ（線形傾向P＝0.006）、コーヒー摂取量1日1杯増加当たりの統合相対リスクは0.988（同0.981-0.995）だった。 この記事への読者の皆様（医師）からのコメントを募集しています。（こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではあり...