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米乳幼児のアナフィラキシー、救急受診増加も入院は減少傾向

2021年2月24日  専門誌ピックアップ

2006-15年に米国の全国代表データベース救急科(ED)受診した3歳未満の患児を対象に、乳幼児のアナフィラキシーによるED受診および入院の経時的傾向を検討した。 その結果、アナフィラキシーによる1年間のED受診は、ED受診10万件当たり20件から50件に増加した(傾向のP<0.001)。乳幼児10万人当たりのアナフィラキシーによるED受診発生率は15件から32件に増加した(傾向のP<0.001)。最も多かったトリガーは食品だった。アナフィラキシーによるED受診に関連する入院の発生率は19%から6%に低下した(傾向のP<0.001)。多変量ロジステック回帰解析で、男児、民間保険加入、高所得家庭、都市部の大都市教育病院受診のED受診患児で入院発生率が高かった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...