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弧発性ジストニア患者の自殺行動リスクは高い

2021年2月24日  専門誌ピックアップ

弧発性ジストニア患者の自殺行動(自殺念慮および自殺企図)リスクを検討。自殺行動や重大な精神疾患に関する97項目のオンライン調査に回答した542例の患者を解析対象とした。 その結果、一般集団での生涯自殺念慮歴保有率は9.2%、自殺企図歴保有率は2.7%だったのに対し、ジストニア患者の自殺行動歴保有率は32.3%と有意差が見られた。自殺傾向率は局所性ジストニア患者(範囲26.1%-33.3%)に比べ多巣性/分節性および全身性のジストニア患者(同46%-50%)で高かった。自殺念慮と自殺企図の比率は、全身性ジストニア患者が4対1で最も高かった。局所ジストニア患者の自殺傾向は、うつ病および不安障害の既往歴と有意な関連が認められた。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...