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非感染性ぶどう膜炎、CLS-TA脈絡膜上注射の安全性を確認

2021年2月24日  専門誌ピックアップ

非感染性ぶどう膜炎(NIU)患者38例を対象に、トリアムシノロンアセトニド懸濁液(CLS-TA)4mgの脈絡膜上注射の局所および全身安全性を多施設共同前向き非盲検安全性試験で検討(AZALEA試験)。CLS-TAは12週間の間隔を空けて2回投与した。試験開始時、全20例に黄斑浮腫が認められた。 その結果、平均眼圧は試験開始時13.3mmHg、24週時15.2mmHgだった。試験開始時からの眼圧上昇度10mmHg超の発生率は15.8%、30mmHg超では5.3%だった。4眼に白内障が発生し、そのうち2眼は治療によるものと考えられた。重篤な眼有害事象は発生しなかった。定量可能な投与後トリアムシノロンアセトニド血漿濃度は1ng/mL未満だった。24週にわたって有効性パラメータの改善が認められた。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメ...