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POAGと高眼圧に対するlatanoprostene bunodの短期的効果

2021年2月27日  専門誌ピックアップ

開放隅角緑内障(POAG)および高眼圧症に対するプロスタグランジン誘導体(PGA)latanoprostene bunod(LBN)の短期的有効性を無作為化比較試験の系統的レビューとネットワークメタ解析で検討。3カ月時の眼圧低下度をプラセボおよび他のPGAやβ遮断薬などと比較した試験106件(被験者計1万8523例)を対象とした。 その結果、3カ月時の眼圧低下効果はLBNの方がウノプロストンよりも有意に高かった(平均差-3.45)。LBNの効果は、ラタノプロストやタフルプロストより高く(同-0.70、-0.41)、ビマトプロスト0.01%と同等で(同-0.02)、ビマトプロスト0.03%よりやや低かった(同-0.17)。LBNはアプラクロニジン、ベタキソロール、ブリモニジン、ビリンゾラミド、カルテオロール、ドルゾラミド、チモロールよりも有意に効果が高かった。累積順位曲線下面積(SUCRA)で、ビマトプロスト0.03%、LBN、ビマトプロスト0.01%の順に効果が高かった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿...