妊娠中の心臓の健康が児のCVリスクに関連

母親の妊娠中の心血管の健康（CVH）とその出生児のCVHの関連性をHyperglycemia and Adverse Pregnancy Outcome（HAPO）試験およびHAPO Follow-Up試験のデータを用いたコホート研究で検証。母子2302組を解析対象とした。。妊娠28週の母親（平均年齢29.6歳）のCVHをBMI、血圧、総コレステロール値、血糖値、喫煙状況、子（同11.3歳）のCVHを10-14歳時のBMI、血圧、総コレステロール値、血糖値で評価し、それぞれ理想的（ideal）、普通（intermediate）、不良（poor）に分類した。 その結果、妊娠中の母親の平均CVHスコアは10点中8.6点で、32.8％が全項目で「理想的」、31.7％が1項目以上で「普通」、29.5％が1項目で「不良」、6.0％が2項目以上で「不良」だった。全項目で「理想的」だった母親と2項目以上で「不良」だった母親の子のCVHは、全項目「理想的」がそれぞれ42.2％および30.7％、1項目以上「普通」が36.7％および28.3％、1項目「不良」が18.4％および30.7％、2項目以上「不良...