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大腸ポリープ切除後、3カ月ごとの検査の便益見られず

2021年2月28日  Surgical Endoscopy

直径20mm以上(中央値25mm)の大腸腫瘍性病変の内視鏡的分割粘膜切除術(p-EMR)を施行した患者180例を対象に、大腸内視鏡検査実施の至適間隔を多施設前向き無作為化比較試験で検討。検査は術後3、6、12、24カ月時(A群)、および6、12、24カ月時(B群)に実施し、累積局所再発率を比較した。 その結果、累積局所再発件数は6カ月時でA群12件、B群6件、24カ月間時で13件、8件となり、いずれの結果もintention-to-treat解析およびper-protocol解析で有意差は認められなかった。B群で厳格な手順に基づき監視した患者では、再発腫瘍の切除術施行例はなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...