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小児がんサバイバーの人工流産リスクは高くない

2021年3月1日  専門誌ピックアップ

フィンランドのがん、出産および人工流産に関するレジストリデータを用いて、1987-2013年の小児がんサバイバーの初回妊娠420件および年齢でマッチさせた一般集団(対照群)の初回妊娠2508件を特定し、小児がんサバイバーの人工流産リスクを検討。小児がんサバイバー群と対照群で、初回妊娠発生率および初回妊娠での人工流産発生率を比較し、相対リスクを評価した。 その結果、初回妊娠の発生率は、小児がんサバイバー群の方が対照群よりも低かった(相対リスク0.72、95%CI 0.64-0.80)が、初回妊娠が人工流産となるリスクは、小児がんサバイバー群と対照群で同等だった(同1.01、0.77-1.33)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...