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変形性膝関節症患者のNSAID使用、内側mJSW減少と関連

2021年3月3日  専門誌ピックアップ

変形性膝関節症(膝OA)患者2003例(Kellgren-Lawrence分類グレード2以上)を対象に、各種薬剤使用が疾患進行に及ぼす影響を観察研究で検討。最大96カ月の追跡で、7種の薬剤(鎮痛薬、抗ヒスタミン薬、スタチン、降圧薬、抗うつ薬・抗不安薬・向精神薬、骨粗鬆症関連薬、糖尿病関連薬)の過去30日間の使用の有無と、X線画像による内側最小関節裂隙幅(mJSW)の変化の関連を評価した。 その結果、鎮痛薬の非ステロイド性抗炎症薬(NSAID、14.7%)、抗ヒスタミン薬(10.4%)の使用頻度が高かった。現在のNSAID使用はNSAID非使用に比べて、mJSW減少との関連が見られた(b=-0.042、95%CI -0.08--0.0004)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...