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前立腺がんのMRI標的生検、系統的生検に非劣性示す

2021年3月4日  JAMA Oncology

前立腺がんが疑われる生検歴のない男性453例を対象に、MRI標的生検[前立腺画像報告データシステム(PI-RADS v 2.0)スコア3以上の病変が検出された場合に標的生検を実施]の経直腸超音波(TRUS)を用いた系統的生検に対する非劣性を第III相無作為化試験で検証。主要評価項目は、グレードグループ(GG)2以上の診断を受けた男性の割合とし、非劣性マージンを-5%とした。 その結果、MRI標的生検群の37%(MRI施行221例中83例)がMRI陰性で、生検を回避した。GG2以上のがんの検出率は系統的生検群30%(225例中67例)、MRI標的生検群35%(227例中79例)で、絶対差が5%(97.5%片側CI -3.4-∞)となり、MRI標的生検の非劣性が示された。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...