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ビタミンCで敗血症の転帰改善せず

2021年3月6日  Journal of the American Medical Association

米43施設で、敗血症による呼吸・心血管機能障害がある成人患者を対象に、ビタミンC、チアミンおよびヒドロコルチゾン併用の効果を多施設共同無作為化二重盲検症例数適応的プラセボ対照試験で検討(VICTAS試験)。患者501例(年齢中央値62歳、女性46%、黒人30%)を介入群(ビタミンC 1.5g、チアミン100mg、ヒドロコルチゾン50mgを6時間ごとに静脈内投与、252例)とプラセボ群(249例)に割り付け、96時間または集中治療室退室もしくは死亡まで投与した。主要評価項目は、無作為化後30日間での人工呼吸器および昇圧薬からの連続離脱日数とした。 人工呼吸器および昇圧薬からの離脱日数は、介入群25日、プラセボ群26日で、差の中央値は−1日(95%CI −4-2日、P=0.85)だった。30日死亡率は、介入群22%、プラセボ群24%だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しく...