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ブルーライトカット眼鏡、PC使用時の眼精疲労緩和せず

2021年3月7日  専門誌ピックアップ

眼精疲労症状を伴うコンピュータ使用者120例を対象に、ブルーライトカット眼鏡によるコンピュータ使用時の眼精疲労緩和効果を二重盲検無作為化比較試験で検証。眼科医のブルーライトカットレンズを用いた介入への見解(肯定的または否定的)が転帰に及ぼす影響も併せて検討した。 その結果、2時間のコンピュータ課題実施後の臨界フリッカー融合頻度(CFF)の平均変化量に、介入に肯定的な眼科医群と否定的な眼科医群(P=0.164)およびブルーライトカットレンズ群とクリアレンズ群(P=0.304)でそれぞれ有意差は見られなかった。眼精疲労症状スコアにも、眼科医の介入に対する見解(P=0.410)やレンズの種類(P=0.394)で差は見られなかった。有害事象は認められなかった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...