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プライマリケアの生活習慣介入で低所得層の心代謝改善

2021年3月7日  専門誌ピックアップ

米ルイジアナ州のプライマリケア診療所18施設(肥満成人803例)を対象に、人種的に多様な低所得肥満集団への減量を目的とした24カ月間の集中的生活習慣介入による心代謝危険因子改善効果をクラスター無作為化試験で検討した(PROPEL試験)。 その結果、介入群は通常治療群よりも24カ月間の体重減少量が有意に大きかった(平均差-4.51%、P<0.01)。12カ月時と24カ月時で、介入群は通常治療群よりも、高比重リポ蛋白コレステロール(HDL-C)値が高く(24カ月時の変化量の平均差4.6mg/dL、P<0.01)、総コレステロールとHDL-Cの比(同-0.31、-0.47--0.14、P<0.01)およびメタボリックシンドローム重症度(zスコア、同-0.21、-0.36--0.06、P=0.01)が低かった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。)...