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変形性関節症GLA:Dプログラム、患者の半数で疼痛や機能改善

2021年3月10日  専門誌ピックアップ

デンマーク、カナダおよびオーストラリアで、膝または股関節の症候性変形性関節症(OA)患者計2万8370例を対象に、患者教育と運動療法を組み合わせた治療プログラムGLA:D実施後の即時転帰を縦断解析で検討した。 その結果、プログラム実施前に比べプログラム実施直後に平均疼痛強度が26-33%、40m歩行テストでの歩行速度が8-12%、30秒椅子立ち上がり回数が18-30%、膝損傷・変形性関節症転帰スコア(KOOS)/股関節障害・変形性関節症転帰スコア(HOOS)の関節関連QOLスコアが12-26%改善し、膝OA患者と股関節OA患者の改善度に臨床的に意義のある差は見られなかった。群内効果量は中ないし大となり、臨床的に意義のある疼痛緩和が見られた患者の割合は43-47%だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...