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ICL後の機械学習によるvault予測、ノモグラムより精度高い

2021年3月10日  専門誌ピックアップ

後房型有水晶体眼内レンズ(ICL、STAAR Surgical社製のEVO ICL)留置術を受けた患者1745例1745眼(平均年齢26.2±6.8歳)を対象に、前眼部光干渉断層計結果の機械学習によるvault予測能を検証した。 レンズメーカーのノモグラムと比較した結果、サポートベクターリグレッサー(SVR)、勾配ブーストリグレッサー(GBR)、ランダムフォレストリグレッサー(RFR)、線形リグレッサー(LR)などの全ての機械学習法で、1カ月時に測定したvault実測値からの平均絶対誤差が有意に小さく、vault目標値(50-200μm以内)の達成率が高かった(P<0.001)。RFRで平均絶対誤差が最小かつvault目標値達成率が最高となり、次いでGBR、LR、SVRとなった(P<0.01)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へ...