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腎結石患者は骨粗鬆症と骨折のリスクが高い

2021年3月13日  専門誌ピックアップ

腎結石患者を対象として、腎結石症と骨粗鬆症または骨折との関連を後ろ向きコホート研究で検討した。米国退役軍人保健局の2007-2015年の全国データから腎結石患者53万1431例を特定し、骨粗鬆症および骨折の有病率と、二重エネルギーX線吸収測定法(DXA)による骨塩密度検査の実施率を調べた。 腎結石患者の約4人に1人(23.6%)が骨粗鬆症または骨折の診断を受けていた。腎結石の診断前に骨粗鬆症の既往または骨塩密度の評価がなかった患者を見ると、腎結石の診断後にDXA検査を受けたのは9.1%で、そのうち20%がその後骨粗鬆症の診断を受けた。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...