1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. COVID-19入院患者の重症化・死亡予測ツールを開発

COVID-19入院患者の重症化・死亡予測ツールを開発

2021年3月13日  Annals of Internal Medicine

米メリーランド州とワシントンD.C.の5施設に入院した新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者の後ろ向き観察コホート研究データに基づき、入院後14日間の臨床増悪を予測する重症COVID-19アダプティブリスク予測ツール(SCARP)を開発した。 入院患者3163例のうち228例(7%)が24時間以内に重症化または死亡し、さらに355例(11%)が7日以内に重症化または死亡した。重症化への進行または死亡に対する1日のリスク予測の受信者動作特性曲線下面積(AUC)は、入院1週目は0.89(95%CI 0.88-0.90)、2週目は0.89(同0.87-0.91)だった。重症化進行または死亡に対する7日間のリスク予測のAUCは、入院1週目が0.83(同0.83-0.84)、2週目が0.87(同0.86-0.89)だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォーム...