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変形性手関節症の4種のサプリ併用、プラセボと有意差なし

2021年3月15日  専門誌ピックアップ

変形性手関節症患者106例を対象に、4種のサプリメント併用(ボスウェリアセラータ抽出物250mg/日、松樹皮抽出物100mg/日、メチルスルフォニルメタン1500mg/日、クルクミン168mg/日)の有効性と安全性をインターネットベースの二重盲検無作為化プラセボ対照試験で検討(RADIANT試験)。主要評価項目は、視覚的アナログ尺度(VAS)スコア(範囲0-100)で評価した手の痛みの12週間の変化量とした。 その結果、VAS疼痛スコアの低下に有意な群間差はなかった。調整後の平均差は5.34(95%CI -2.39-13.07)だった。有害事象による治療中止はサプリメント併用群5例(10%)に対し、プラセボ群4例(7%)だった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...