1. m3.comトップ
  2. 海外ジャーナル
  3. 小児肥満のメトホルミン、体重とインスリン抵抗性に好影響

小児肥満のメトホルミン、体重とインスリン抵抗性に好影響

2021年3月16日  専門誌ピックアップ

小児期ないし思春期の肥満に対するメトホルミンの有効性および安全性評価のため、生活習慣介入併用下でメトホルミンとプラセボを比較した無作為化比較試験24件(患者計1623例)の系統的レビューを実施。患者の年齢範囲は4-19歳、追跡期間の範囲は2カ月-2年だった。 その結果、プラセボと比べると、メトホルミンでBMI(ベースラインからの平均変化量の範囲-2.70-1.30 vs. -1.12-1.90)、BMI zスコア(同-0.37--0.03 vs. -0.22-0.15)、ホメオスタシスモデルアセスメントで評価したインスリン抵抗性(同-3.74-1.00 vs. -1.40-2.66)がわずかに低下した。胃腸有害作用発生率はメトホルミンの方が高かった(範囲2-74% vs. 0-42%)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメン...