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歩行変動性でアルツハイマー病を識別

2021年3月17日  Alzheimer's & Dementia

Canadian Consortium of Neurodegeneraion in Aging(CCNA)およびGait and Brain Studyに登録された高齢者計500例を対象に、神経変性疾患・認知障害別の歩行障害の程度を定量的に比較。主観的認知障害、パーキンソン病(PD)、軽度認知障害(MCI)、PD-MCI、アルツハイマー病(AD)、PD型認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭型認知症の患者と認知機能正常者の歩行能力と認知機能を評価した。 因子分析の結果、11個の定量的歩行パラメータを分類し、「歩行リズム」、「歩調」、「変動性」、「姿勢制御」の4領域を群間比較および分類解析のために特定した。このうち歩行変動性の高値のみが認知機能低下と関連を示し、ADと他の疾患を正確に識別した。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコ...