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模擬新生児挿管、直接喉頭鏡よりビデオ喉頭鏡で成績良好

2021年3月17日  専門誌ピックアップ

直接喉頭鏡(DL)、間接ビデオ喉頭鏡(IVL)、および挿管施行者の視野内に気道の拡大映像を投影できるスマートグラスを用いた拡張現実補助ビデオ喉頭鏡(ARVL)による新生児挿管成功率をパイロット試験で比較。新生児挿管の模擬訓練経験が少ない新生児集中治療室看護師45人が、口頭での指導の下、実習用マネキンに対して5回挿管を実施した。 その結果、成功した模擬挿管の割合はDL群32%、IVL群72%、ARVL群71%だった(P<0.001)。食道への挿管がDL群の模擬挿管の27%で見られたが、IVL群とARVL群では発生しなかった(P<0.001)。挿管時間中央値はDL群35.6秒、IVL群21.6秒、ARVL群20.7秒だった(P<0.001)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...