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プロスポーツ選手のCOVID-19、心臓後遺症はまれ

2021年3月19日  Journal of the American Medical Association

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)から快復後に米国心臓病学会の推奨に従ったReturn-to-Play(競技復帰)心臓検査プログラムで検査を受けた北米の主なプロスポーツ選手789例(平均年齢25歳、男性98.5%)を対象に、心臓後遺症の有病率を横断研究で検討。 その結果、460例(58.3%)に症候性COVID-19、329例(41.7%)に無症候性または最小限の症状がだった。検査実施日は、COVID-19検査陽性になってから平均19日後だった。計30例[3.8%、トロポニン6例(0.8%)、心電図10例(1.3%)、心エコー20例(2.5%)]に異常が認められ、、要精密検査となった。最終的に、5例(0.6%)に心臓MRI検査画像で炎症性心疾患(心筋炎3例、心膜炎2例)が疑われる所見が認められ、競技制限となった。心スクリーニングを受けた選手に有害心イベントは発現せず、競技参加を開始した。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスと...