COVID-19入院患者の5割以上で涙液からウイルス検出

イタリア・ロンバルディア州の新型コロナウイルス感染症（COVID-19）入院患者91例と対照の健康成人17例（計108例、平均年齢58.7歳、女性55例）の涙液に含まれる新型コロナウイルス（SARS-CoV-2）量と臨床症状との関連性を横断研究で評価した。 その結果、COVID-19患者91例中52例（57.1％）の眼表面にSARS-CoV-2が検出されたが、両眼の平均ウイルス量には大きなばらつきがあった。4結膜ぬぐい液検査と鼻咽頭ぬぐい液検査を2日以内の間隔で実施した41例で、両検査の結果がともに陽性だったのは63.0％だった。17例で鼻咽頭ぬぐい液結果が陰性だったが、そのうち10例は結膜ぬぐい液では陽性だった。 この記事への読者の皆様（医師）からのコメントを募集しています。（こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。） 記事へのコメント投稿はこちら ...