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待機手術予定患者の半数に睡眠障害

2021年3月22日  専門誌ピックアップ

一般外科手術を予定している入院患者64例を対象に、睡眠障害を調査。睡眠時間測定するFitbit Trackerで入院中の総睡眠時間を測定し、退院時にRichards-Campbell睡眠質問表(RCSQ)とピッツバーグ睡眠質問表(PSQI)に記入したデータを用いて睡眠の質を評価した。 その結果、平均RCSQ総睡眠スコアは49点で、被験者の53.1%が総睡眠スコア50未満だった。項目別スコアは、覚醒40.4点、睡眠の質49.1点、睡眠潜時49.2点、睡眠の深さ50.2点、二度寝55.9点、騒音障害59.1点だった。入院第1夜の平均総睡眠時間(TST)は4.7時間で、第2、3、4夜の平均TSTは7時間以下だった。CDC目標の7時間以上を達成した割合は、第1夜10.9%、第2夜32.8%、第3夜35.3%、第4夜27.6%だった。PSQIでは被験者の88.1%で術前の眠りが浅かったが、追跡時には84.5%で眠りが浅いことがわかった(P=0.6)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoct...