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早発卵巣不全が骨粗鬆症発症と関連

2021年3月26日  専門誌ピックアップ

Canadian Longitudinal Study on Agingの参加女性1万2339例(調査開始時の平均年齢65歳)を対象に、早発卵巣不全(POI)および早発閉経と骨密度(BMD)および骨粗鬆症の関連を検討した。 POI群と早発および正常年齢での閉経群を比較した結果、股関節のBMDに差は見られなかったが、POI群の方が骨粗鬆症の自己報告率(21.9% vs. 16.7%)および骨粗鬆症薬使用率(11.39% vs. 7.63%)が高かった。調整した解析で、POI群でBMDによる骨粗鬆症診断オッズの上昇が見られ、喫煙がこの関連に影響した。防御因子は肥満、現ホルモン療法使用などだったが、ホルモン療法期間は含まれなかった。POI群で肥満、身体活動量低値、現喫煙者の割合が高かった。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投...