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ヘルペス感染者の認知症リスク、抗ウイルス治療で抑制

2021年3月27日  専門誌ピックアップ

スウェーデンで単純ヘルペスウイルス1型(HSV1)または水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)の診断または抗ウイルス薬処方を受けた50歳以上の患者と性別・出生年でマッチさせた対照者(各26万5172例)を対象に、抗ウイルス治療による認知症発症抑制効果をコホート研究で検討した。 その結果、抗ウイルス治療に認知症リスク低下との関連が認められたが(調整後ハザード比0.89、95%CI 0.86-0.92)、抗ウイルス治療を用いないヘルペス感染には認知症リスク上昇との関連が認められた(同1.50、1.29-1.74)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...