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統合失調症の高齢者は認知症リスクが高い

2021年3月28日  JAMA Psychiatry

米国で、高齢の統合失調症患者を対象に、年齢特異的な認知症発症率と有病率を後ろ向きコホート研究で推定。全国のメディケア出来高払い式プランとパートDの薬剤処方を使用した66歳以上の受給者の50%を無作為に抽出した。受給資格年間に統合失調症による外来受診や入院で保険受給があった患者と重大な精神疾患(SMI)がなかった患者を比較した。 解析対象801万1773例(女性63.4、平均年齢74.0歳)に、統合失調症の診断を受けた7万4170例(女性56.6%)とSMIの診断がなかった793万7603例(女性63.5%)が含まれ、追跡調査期間はそれぞれ33万6814人年および5549万9543人年だった。66歳時の認知症有病率は、統合失調症群27.9%、SMIのない比較群で1.3%だった。80歳までの認知症有病率は、統合失調症群70.2%、比較群11.3%だった。66歳時の1000人年当たりの認知症診断の年間発生率は、統合失調症群52.5(95%CI、50.1-54.9)、比較群4.5(同4.4-4.6)だったが、80歳までにそれそれ216.2(同179.9-252.6)、32.3(同32.0-3...