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バレット食道、アブレーションで3年後の軽度異形成率減

2021年3月29日  専門誌ピックアップ

軽度異形成を伴うバレット食道患者82例(男性76例、平均年齢62.3歳)を対象に、内視鏡的高周波アブレーション(最高4回)と年1回の内視鏡による経過観察の有益性を多施設共同前向き無作為化試験で比較。主要評価項目を3年後の軽度異形成有病率とした。 その結果、軽度異形成の有病率はアブレーション群34.3%、経過観察群58.1%だった(オッズ比0.38、95%CI 0.14-1.02、P=0.05)。腸上皮化生の根治率は、アブレーション群35%、経過観察群0%(P<0.001)、腫瘍への進行率は、アブレーション群12.5%、経過観察群26.2%だった(P=0.15)。合併症発生率は、初回のアブレーション治療後が最も高かった(16.9%)。 この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。) 記事へのコメント投稿はこちら ...